讃岐うどんのコシの強さは誰しも認めることですが(それを売りにしているのだから、当然。)、
コシの強さは「足ふみ」という製法にあります。

NHKの『新日本風土記』によると、
5分踏んだら生地を丸めて30分寝かせ、これを5回繰り返す。
生地全体を均等におさえるのが大切で、ただ踏みやぁいい、てもんじゃないんだそうです・・・

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昔は男性は農作業に忙しかったので女性がうどんを作ってました。
でも女性では腕力が足りないのでコシが出ない。
そこで足ふみ、となったわけです。
中には体重が軽いので子供を背負って踏んだ、という話も残っているそうです。

初めて足ふみの映像を見たときは、食べ物を足で踏むのかよ Σ(=゚ω゚=;)、
とちょっとだけ驚いだんですが、やっぱそう思う人はいっぱいいたらしく、
しかも昔はゴザや布をひいて踏んでいたそうですから、ちょっと以上に驚いたわけです。

話は今をさかのぼること、およそ50年ほど前、
足ふみを見たある旅行者が(単数か複数か、番組では触れられていません。)、
不潔な行為と保健所にクレームを付けました。
これが「足ふみ問題」として新聞などに取り上げられ、
足ふみができなくなってしまうかもしれないほどの大騒ぎになりました。

ひょっとした、『讃岐うどん』というご当地グルメは、なかったかもしれないほどの危機だったようです。